女性防災ボランティア《災害を想定したシナリオ型訓練》
《災害を想定したシナリオ型防災訓練》
《救護班》のシナリオ型防災訓練を行いました
女性防災ボランティアが、3月23日救護班として行った防災会の訓練《災害を想定したシナリオ型防災訓練》のレポートです。
3月23日(日)8時30分に震度5強の地震発生!地震発生と同時に停電発生!
という設定で、救護班としてマニュアルに沿ってどのように対応し、動くかの訓練を3つに分けて実施しました。
訓練1
地震発生から3号公園防災倉庫前(救護拠点)に集まるまで
「災害時発生時行動マニュアル用紙」に沿って家を出る時に注意しなければならないことを、チエック用紙で確認してもらいました。
- 自分や家族、近所に助けが必要ならそれが最優先!
- 安全が確認されたら、「災害発生時行動マニュアル用紙」をチエックし、必要な携帯品、服装で3号公園防災倉庫前に集合。
- 自宅から集合場所までの危険箇所等報告/「女性防災自宅地図」に記入
- 3号公園、防災倉庫前に救援・救護拠点の立ち上げ、拠点に必要なものを点検、準備
訓練2
災害対策本部より伝えられたシナリオ内容に対応する図上訓練
シナリオ内容: 〇丁目〇〇地区:〇〇様が2階寝室でタンスに挟まれ動けない。足が骨折したみたいで自力では抜け出せず玄関も開けられないのでリビングの窓を割って助けに来てほしい。
家族は妻がいるが1階の部屋で声も聞こえず安否は分からない。
想定されたシナリオの状況をグループごとに「対応記入用紙」へ記入。後で、グループで考えた内容を発表してもらいました。
皆、災害現場をイメージして色々な意見を沢山出してくれました。繰り返しの訓練がもしもの時の臨機応変な対応に繋がっていると実感できた図上訓練でした。
想定されたシナリオをもとに設問を設けた「対応記入用紙」。
赤字が、色々出たメンバーの意見です。皆真剣に考えてくれました。

訓練3
怪我人の応急手当て訓練
4つの怪我のケースを想定して、応急手当ての実技をしました。いつもの訓練は日本赤十字社の講師の指導を仰ぐのですが、今回は自分たちでおこないました。医療従事者ではないので、包帯の代わりに扱いやすいサランラップを使ったりと臨機応変に対応しました。