一昨年度より導入されたスマートフォンを使った「安否確認システム」は多くの皆様のご協力のおかげで、地域の安否確認方法として定着されつつあります。ただ本当に経験したことがない大地震が起きた時、どれだけの人が落ち着いて自らの状況を発信できるのか、どれだけの人が助けを求めている人へ救助の手を差しのべられるのか。まだまだ不安や問題点も多く、地域一体となって〈大地震〉＝〈スマホ安否情報発信〉となるには繰り返しの訓練が必要と思われます。今年度も引き続きスマホ安否情報発信の訓練と防災訓練も合わせて実施したいと思いますのでよろしくご協力をお願いいたします。

今後発生する確率が30年以内に80％といわれている「南海トラフ」などの大地震では被害を未然に防ぐことは難しく、「災害に巻き込まれる」「被災する」といったシーンを想定した災害時の対策が必要になってきます。スマホ安否確認も、ご近所で災害に巻き込まれる人が出ることを想定した「共助」の対策です。西千代ケ丘自主防災会としては地区自主防災会との連携も取り、行政の情報・支援を円滑に受けられるよう「公助」の強化も図っています。
2025年度の西千代ヶ丘における「災害発生時の行動と対応 」をご覧になり、災害時に何をするかをご確認いただければと思います。

2025年度の防災訓練の日程をご案内します。実際の開催には開催月の月初にチラシでお知らせいたします。是非ともご参加ください。