《災害を想定したシナリオ型防災訓練》

《救護班》のシナリオ型防災訓練を行いました

という設定で、救護班としてマニュアルに沿ってどのように対応し、動くかの訓練を3つに分けて実施しました。

地震発生から3号公園防災倉庫前(救護拠点)に集まるまで

「災害時発生時行動マニュアル用紙」に沿って家を出る時に注意しなければならないことを、チエック用紙で確認してもらいました。

「災害発生時行動マニュアル用紙」
家を出る時から3号公園に着くまでをチエック!
  1. 自分や家族、近所に助けが必要ならそれが最優先!
  2. 安全が確認されたら、「災害発生時行動マニュアル用紙」をチエックし、必要な携帯品、服装で3号公園防災倉庫前に集合。
  3. 自宅から集合場所までの危険箇所等報告/「女性防災自宅地図」に記入
  4. 3号公園、防災倉庫前に救援・救護拠点の立ち上げ、拠点に必要なものを点検、準備

災害対策本部より伝えられたシナリオ内容に対応する図上訓練

シナリオ内容: 〇丁目〇〇地区:〇〇様が2階寝室でタンスに挟まれ動けない。足が骨折したみたいで自力では抜け出せず玄関も開けられないのでリビングの窓を割って助けに来てほしい。
家族は妻がいるが1階の部屋で声も聞こえず安否は分からない。

グループに別れ「対応記入用紙」へ記入。結構難しい対応が求められるシナリオです。

想定されたシナリオの状況をグループごとに「対応記入用紙」へ記入。後で、グループで考えた内容を発表してもらいました。

皆、災害現場をイメージして色々な意見を沢山出してくれました。繰り返しの訓練がもしもの時の臨機応変な対応に繋がっていると実感できた図上訓練でした。


想定されたシナリオをもとに設問を設けた「対応記入用紙」。

赤字が、色々出たメンバーの意見です。皆真剣に考えてくれました。

怪我人の応急手当て訓練

4つの怪我のケースを想定して、応急手当ての実技をしました。いつもの訓練は日本赤十字社の講師の指導を仰ぐのですが、今回は自分たちでおこないました。医療従事者ではないので、包帯の代わりに扱いやすいサランラップを使ったりと臨機応変に対応しました。

与えられた課題の怪我にどのように対応するかのグループミーティング
災害時を想定して両手が空く肩からかけられ救護班出動の救急バッグ。
リーダー、応急手当て係、応急カード記入係と役割を決めて対応。役割分担をすることで客観的で冷静な対応ができます。
災害時は断水にもなります。そんな時はペットボトルの蓋に押しピンで穴を開けて少ない水でシャワーのにように傷口を水で洗い流します。

防災会では災害時の停電を想定し、ポータブルバッテリーで安否確認システムの立ち上げ。今回は無線で防災会対策本部から怪我人と火災の知らせを各班へ伝達しました。

各班へ無線で連絡。右上は災害時の停電に備え用意しているポータブルバッテリー。
救出班では下敷きになった人を想定してリヤカーに救出道具を積んで出動準備。
消火班では火災発生の本部からの無線連絡。一輪車にホースを積んで出動!

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2025/03/23 

《災害を想定したシナリオ型防災訓練》

2024/11/29 

4つの具体的な災害時の怪我を想定し、どの様に対応するかをチームに別れて訓練をしました。自分たちの判断でやってみる事の難しさを実感した訓練でした。

2024/11/06